タイへのボタニカルジャーニーvol.4 「検疫証明書ゲット」

ボタニカルジャーニー

植物検疫所の受付は15時30分まで

さて、目的のナコンナヨックの植物村とチャトゥチャックの植物市を巡り、目的の植物を手に入れ、持ち帰れるようにクリーンアップも済ませた。

次は成田での植物検疫を通すための、タイでの植物検疫証明書を手に入れなければいけない。

タイで植物検疫を受けられるのはバンコク北部のカセサート大学内の植物検疫所とスワンナープーム国際空港のカーゴゾーンにある植物検疫所の2か所。

今回のフライトで利用したのがドンムアン空港なので、その近くにあるカセサート大学内の植物検疫所で検疫を受けることにした。

夜なべしてきれいにした植物を新聞紙にくるみ、IKEAのブルーの大きなバッグに詰め込んで、一路ホテルからカセサート大学へ。

たどり着いたのは午後3時半過ぎ。

オフィスのドアを開けると、女性職員がIKEAの大きなバッグいっぱいの植物を見ながら、「オーマイゴッド!」という顔をして出てきた。

受け付けは午後3時半までなのだという。

時計を見たら3時40分ぐらい。外のドアにはオープン時間は午後4時までと書いてあった。

なので、午後4時まで受付するのではないのかと聞くと、オフィスが開いているのが午後4時までで、受付自体は3時半なのだという。

持ち込みの量が多いので、駆け込みでごまかして受け付けてもらえる感じではない。

申し訳ないけど、また明日来てほしいと言われ、その日はバッグを抱えて過ごす退散。

うまくいかない場合もあるかと余裕を持って帰国日の1日半前に来て見たのでまた明日再チャレンジできる。

ぎりぎりの日程だと持ち帰りアウトになるところだった。

タイのタクシー事情

翌朝、気合を入れてもう一度カセサート大学へ。

昨日はアジア版ウーバーの「グラブ」の配車システムで車を呼んで検疫所へ行った。

グラブに登録している人は英語がある程度できて、クーラー付きの乗用車を持っている一般人。配車システムを使う際に目的地を入力し金額も画面に出てきたものをクレジットカードで支払うだけというシステムなので乗ってからがとても楽だ。

しかしながらタイの場合は一番安い交通機関はメーターで走るタクシー。

ただホテル周辺に待機しているタクシーは観光客相手だとメーターでは走ってくれない。目的地を言うと、300バーツだ400バーツだと言ってくる。

今日はなんとしてもメーターで乗るぞ!と鼻息荒くホテルの前まで来たのだが、英語を喋れない人がほとんどなので交渉もできない。乗るかやめるかのどちらかだ。

その日はもう時間もないので、300バーツでカセサート大学まで行ってもらうことにした。

ところが運転手は大学を知らない。携帯画面でgoogleマップを見せて何とか到着し、それから広大な大学の中をうろうろするも、植物検疫所が見つからない。

もちろん運転手に植物検疫所という英語は通じない。大学の中も全くわからないので、校内を通りかかった職員風のグループに声をかけ、植物検疫所を教えてもらい、運転手にタイ語で説明してもらってようやく到着。

ここまでで、エネルギーの半分ぐらいを費やしてしまった。

いざ検疫!

いざいざと植物検疫所に入り、持ち込んだ植物を検査して証明書が欲しいのだというと、必要書類に記入するように指示された。

国外に持ち出す植物の名前と数量を書くようにと言われたのだが、改めて買い込んだ植物のレシートを見てみると、タイ語で書かれたものがほとんど。

どれも読めないし書き写せない。困ってしまってまた係の人を呼んで、レシートを見せながら植物名が読めないから書類に記載できないと伝えた。

すると、職員さんが私の持ち込んだレシートを持って、さらに偉そうな人のところに持って行って事情を話しているようだった。

やがて、その偉そうなおじさんのところに呼ばれてオフィスの中に入った。

どうも書類がきちんとしていないと証明書が出せないようで、私がタイ語も分からないかわいそうな外国人なので、特別に手伝おうとのことのようだった。

で、さらに奥にある所長室のようなところに通されたら、そこにいたボス然とした女性が「買い物したら、ちゃんと英語で書いたレシートをもらうように」とのたまった。

冗談じゃない、英語での会話すらできない人たちから買い物して、しかもレシートなんて持っていない人たちに私の手帳を破いて、植物名と値段と販売者のサインまで何とかもらったのに、これ以上どうしろというのだ。

そう言うと、そのボスも「あなたの言うことは分かる」と納得してくれて、部下2人を私のためにつけて、書類に植物名を記載する作業をしてくれることになった。

日本からワシントン条約の附属書を持ってきていたので、それに該当する植物がないかどうかも含めて調べてもらうことになった。

タブレットに植物名を入れ、持ってきた植物と照合し、頭を寄せ合ってはそれで間違いないかという確認を繰り返し、終了したのは4時間後! タブレットの植物画像と持ち込んだものと合致しないものもいくつかあり、ほんとうに困ってしまったのだけれど、疲れてきたこともあり、まぁ似ているものでいいやと同定し、息も絶え絶えに終了。

最後に書類を見せられて数量などこれでいいかと確認されたのだが、もう考える力も残っていずにOKを出してしまった。

ここでもうひと踏ん張りしなければいけなかったのだが、それは後の祭り。

とにかくタイの植物検疫所からの検疫証明書を手にして、ようやくホテルまで戻ったのだった。

コメント

  1. ひさ より:

    こんにちは 楽しくブログ拝見させていただきました。

    私も以前にチャトチャック市場から植物を買って来てました。
    去年の秋から植物検疫証明書が必要になり、どのように取ればいいのかいろいろ調べてました。カセテート大学は分かるのですが植物検疫所の場所がわかりません。
    もしよろしければ教えて頂けませんでしょうか?(大体この辺り等)
    お手数ですが宜しくお願いします。

    • 緑の指 より:

      こんばんは。遊びに来ていただきありがとうございます(^^)
      カセテート大学ですが、とにかく構内が広くて私もなかなかたどり着けなくて往生しました。
      場所も目印がなく、とても説明しづらいです。
      まず行くにはタクシーかGrubの配車システムを使うしかないと思います。
      タイの植物検疫所をググって、出てきた住所をグーグルマップで出してタクシーの運転手に見せていきましたが迷いました。
      タクシーの運転手は英語をしゃべらない人が多いので、結局、大学構内で見かけた職員風の人に声をかけて、英語でその人に場所を聞き、さらにその人にタイ語で運転手に伝えてもらってたどり着きました。
      Grubのドライバーの方が英語が通じるかと思います。
      目印ではないし、しかも名前を憶えていないのですが、ハンバーガーと抹茶スィーツがメニューにある和風カフェのようなところが近くにあってここで休憩しました。
      あんまり役に立たなくてごめんなさい。
      住所は以下の通りです。
      Department of Agriculture (DOA)
      50 Phaholyothin Road, Ladyao Chatuchak, Bangkok 10900 Thailand (+66 2 579 8576 )