昨秋、タイへ行って購入してきたアデニウムアラビカムの大苗。
バンコク最大の植物市、チャトゥチャックマーケットで売られていたものだ。
この、マーケットでは、アデニウムは観光客用に抜き苗にして根っこの土も落とした状態のものが多かった。乾燥に強い植物なので、そんな裸苗が地面にごろごろ並べられていた。
そこで見つけた大きな苗。
これは持ち帰ったアデニウム株の中で一番大きいので、その名も「親分」。
言葉が通じず、何年物か聞くことができなかったが、なかなか貫禄があるので年数も結構いっているはずだ。
持ち帰り、根っこの広がりを計って購入したのが直径30㎝の丸鉢。
売られていた時にはまだ葉っぱを付けていたのだが、日本に持ち帰った時はもう秋。
それまで熱帯のタイで気温30℃から40℃ぐらいの環境で生きてきたアデニウムにとっては、初体験の涼しい日々。
きっと戸惑っただろうことは想像に難くない。
年を取っている株なら、なおさら順応が難しいはずだ。
11月になり、気温が15℃を切るようになってから、すべてのアデニウムを室内に取り込み足りない日照を補うべく自作の植物育成ライトを仕込んだ棚で冬越しを開始した。
12月に入ってからアデニウム類の水切りをしてはや3か月。
室温は15℃から25℃の間ぐらいを行ったり来たり。
そんな環境で葉っぱを付けているもの、完全に休眠しているものと様々だが、「親分」は早々と葉っぱを落として、休眠体制に入っていた。
このまま冬を越して、春には元気に目覚めて欲しいと思っていたのだが、1月ぐらいから上に伸ばしている枝にしわが寄り、ぶよぶよと腐ってきているところが何か所か見つかった。


腐ったところは切り取らないと、腐りが広がっていく。
カッターナイフで、そのぶよぶよしているところを切り取って様子を見ていたところ、また新たな腐った枝を発見。
またまたカッターナイフで切り取ったのだが、胴体部分にもしわの寄ったところが出てきていた。
これは、株がダメになってくサインなのか。

ひょっとして「親分」はまったく日本の冬に対応できていないのだろうか?!
我が家のアデニウムたち、あとひと月は水切り状態のまま様子を見る予定だけれど、この「親分」の行く末がどうにも不安でたまらない。




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